熱中症に注意 高柳 孝行先生
今年も熱中症の季節になりました。今年は4月から気温があがり、熱中症で救急搬送される人がでています。
熱中症は十分注意していれば予防できる病気です。畑・庭仕事などに出る時はできるだけ暑い時間帯や長時間の外出は避け、のどの渇く前に塩分や糖分を含むスポーツドリンクなど水分を補給する。休憩もこまめにとる。室外だけでなく、室内にいても熱中症になることがあるのでエアコンなど適切に使うようにして下さい。
めまいや立ちくらみ、筋肉痛、こむら返り、気分が悪いなど熱中症かなと思ったら水分の補給、涼しい場所で身体を休め、冷やすなどして15~30分ほど様子をみても改善されない場合は受診が必要です。
熱中症の発生時刻は午後1時から3時台がピークですが、どの時間帯でも起こりうることです。特に持病のある人、また高齢の方は特別なことをしていたわけでなくても暑さやのどの渇きを感じにくくなっていることもあって注意が必要です。
子供さんも大人より暑さに弱いといわれておりますので、まわりの大人が気を使ってやって下さい。