必須脂肪酸・不飽和脂肪酸て何 高橋 政次
テレビのコマーシャルや新聞広告にやたらと登場するEPAやDHAです、この成分、これだけ取り上げられると、何としても積極的に摂らなくてはといった感じにさせられます。でも私たちが日常食べている日本の食事には、この2つの成分を比較的多く含んでいることがわかります。
EPA(エイコサペンタエン酸)と言いますが、必須脂肪酸の1つで、食事から摂る以外体の中で合成することの出来ない重要な成分です。鯖やサンマ・マグロなどの青魚に多く含まれ、血液中の中性脂肪やコレステロールを抑える働きをします。
DHA(ドコサヘキサエン酸)も青魚由来の不飽和脂肪酸で、働きはEPAと同様血管壁の細胞を柔軟にして血流を改善し血圧の上昇を防ぎ、血液サラサラ効果もあり中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を防ぎます。コマーシャルに惑されず、日常の誇れる日本食でがっちり健康をゲット。