風邪を引くと、寒気がする、頭が痛い、だるい、節々が痛いなど、いくつもの症状でつい簡単な食事で済ませてしまいがちです。
発熱を伴う風邪などは体へのダメージがとても大きく、しっかり食事をして栄養を摂ることが大切です。
熱が上がり体の熱いときは冷たいものが欲しくなりますが胃や腸も弱っています。そこに冷たいものが入ってきたら下痢をしてしまう可能性が大きくなります。熱の原因は治そうとする体がウイルスと闘っている証し、むやみに体を冷やすことは良くありません。体を温めましょう、軟らかく煮たうどんやとろみの付いたスープ、煮物などは優しく体を温め免疫力を上げてくれます。隠し味に生姜汁などを使えばなおさら効果的です。
汗をかいた分の水分補給も大切です。熱で体のビタミン・ミネラルが失われています、新鮮な果物やスポーツ飲料を摂るなどでバランスの微調整をしてあげましょう。 高橋 政次