高齢化が進み、変形性脊椎症、変形性膝関節症、骨粗鬆症に伴う骨折など加齢に伴う運動器疾患が急増しています。
以前、この欄でも書きましたが、運動器の障害によって要介護になる可能性の高い状態をロコモティブシンドローム(ロコモ)といいますが、自分の日常生活の中で次の項目に思いあたることがありますか、チェックしてみて下さい。
①2㎏程度の買物(1㍑の牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である。
②家のなかの、重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である。
③家の中でつまづいたり、滑ったりする。
④片脚立ちで靴下がはけない。
⑤階段を上るのに手すりが必要である。
⑥横断歩道を青信号で渡りきれない。
⑦15分くらい続けて歩けない。
これらのうち1項目でもあてはまればロコモがある心配があります。どうでしたか。
大戸診療所 髙栁孝行