2015年
10月
19日
月
診療所開設時からお力添えを頂いていた、小林 茂信先生が10月の診療を区切りに、定期的に来所しての診療を終了することになりました。最終日の診察室では、小林先生を頼って診察を受けていた患者様が先生の手を握り何度も何度も感謝の言葉を贈っていました。 お年を重ねた先生ですが、脅かされることを披露しますと、今でも一日一万歩の運動を続けているとのこと、診療所の昼休みのチョットの間に温川キャンプ場まで運動に行ってこられたことなどを思い出します。
2015年
9月
21日
月
9月13日に行われた大戸地区の敬老会に参加してきました。デイサービスの職員が中心となり、ストレッチ体操をした後、デイサービスの誕生日会等で日頃お世話になっている渋川マジックサークルのマジックショーが披露され、地域に住む皆さんに大変喜んでいただきました。
2015年
5月
07日
木
5月2日に薬師山本正院にて、長寿まつりが開催されるとのことで、デイサービスの利用者様十六名と参加しました。お昼過ぎ2時間弱の短い時間でしたが、住職にご祈祷していただき、和太鼓奏者井上さんの演奏を聴いたりしてきました。移動介助や場所の提供等、地域の皆様をはじめ、ご協力いただきました皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
良いお天気でシャクナゲや八重桜がきれいに咲いていました。
2015年
3月
30日
月
3月26日(木)、埼玉県蕨市の「七福会」(老人会)の皆さんが坂上を訪れ、ぽっくり地蔵にお参りしました。
七福会の27名の皆さんは、前日、草津温泉に宿を取り、温泉と食事を堪能して坂上に下ってきたようです。
ここ数日の寒さから解放されて、春らしい穏やかな陽気のなかで、地域の皆さんの人情味あふれる”おもてなし”も楽しんでいらっしゃいました。
写真①長寿地蔵尊(ぽっくり地蔵) ②たくさんの方が来訪しました ③今が旬のウドのきんぴら、浅漬け、かりんとうに皆さん舌鼓 ④地元の山菜や手作り品の販売 ⑤かわいいお土産も。
ちなみに今年の長寿まつりは5月2日に開催されるそうです。
ぽっくり地蔵とは→こちら
長寿まつりについては→薬師山本正院hp http://yumoto3honsyouin.blog.fc2.com/
2015年
1月
31日
土
記念式典、映画鑑賞会と、おこなってきました【大戸診療所創立20周年記念事業】の締めくくりとして、講演会を企画いたしました。
お申し込みいただければどなたでも参加できますので、是非ご参加下さい。(席に限りがございますのであらかじめの申し込みをお願いいたします)
2015年
1月
15日
木
大戸診療所では随時ボランティアを募集しています。高齢者介護に興味がある方や、地域福祉に貢献したいと思っている方、気兼ねなくご連絡下さい。
お申し込み、ご相談は大戸診療所
0279-69-3214まで
2015年
1月
01日
木
新春のお慶びを申し上げます
皆様には平素より温かなご支援ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
おかげさまで大戸診療所は、昨年10月に創立20周年を迎えることができました。過疎と少子高齢化の進行という厳しい地域状況にありますが、安心して住み続けられる地域を目指し、地域の皆様と共に展望を切り開く年にしたいと思います。
本年もよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
2015年元旦
医療法人 坂上健友会
2014年
8月
20日
水
いよいよ第20回大戸診療所健康まつり花火大会が今週末に開催されます。
さまざまな催し物の準備も大詰めです。皆さんのご来場を心よりおまちしています。当日の会場配置図と、特設舞台のプログラムを貼り付けますので、参考にして下さい。
あとはお天気が良いのを願うのみです・・・☆
2014年
6月
10日
火
6月5日(木)、地域再生大賞選考委員長の岡本義行法政大学教授が研究員の皆さん4名と共に大戸診療所の視察に見えました。
午後1時頃より約3時間、熱心に耳を傾け、診療所を始め各施設も細部にわたり見学していきました。政策創造の各分野で研究している随行の皆さん4名も熱心にメモを取る様子は診療所の未来に光が差すことを予感させました。
岡本教授からは「ご苦労な取り組みに感動いたしました。これからは地域全体の活性化が必要になると思われます。お手伝いできれば幸いです。ありがとうございました。」との心強い言葉をいただきました。
2014年
5月
23日
金
5月18日(日)、職員・家族合わせて16名で68回目を迎えた佐久の病院祭〔写真①〕に行ってきました。
お祭りと文化祭と地域活性化を合わせたような「病院祭」を肌で感じながら、パネル展示〔写真②〕や各コーナーを見て廻りました。人気の所では30分待ちもあったようです。長い歴史の中で培われた地域住民との結びつきを実感させる各種コーナーは、楽しめて勉強になり、そして交流も出来る。さすが佐久病院ですね。
伊澤院長は挨拶の中で「あらためて私たちは協同の精神や支えあいの大切さを自覚し、実践の中に生かしていかねばなりません。病院祭は若月先生をはじめとする諸先輩から引き継いだ、佐久病院の魂を繋ぐ財産です。」と語っています。今回訪問した大戸診療所のスタッフも、祭りを楽しむと共に多くのことを学習してきました。
お昼には正面玄関前の「喰いだおれ横町」で堀人事課長や北澤先生達スタッフから歓待〔写真③〕していただきました。もう食べられません。飲めません。
せっかくの佐久ということで、「新医療センター」も見学してきました。開設したばかりの施設で営業も始まって間もない多忙な中であるにもかかわらず、案内に説明〔写真④〕にと時間をかけて対応をしていただきました。こうした機会でもなければ決して入る事の出来ない格納庫に入っているドクターヘリの前で記念撮影〔写真⑤〕もしてきました。
佐久の皆さんありがとうございました。
追記
大戸診療所の健康まつり花火大会は8月23日に開催します。是非お越しください。
2014年
5月
07日
水
4月26日、鳩ノ湯・本正院に建立された長寿地蔵尊〔ぽっくり地蔵尊)で第二回長寿まつりがおこなわれました。好天に恵まれ、300名を越す参加者が参拝に訪れたそうです。 その日、利用のあったデイサービス利用者様もお参りさせていただきました。特設舞台での演奏や模擬店を楽しみました。
長寿地蔵尊(ぽっくり地蔵尊)について→詳しくはこちら
2014年
3月
05日
水
2月28日(金)、群馬民医連の紹介により群馬大学の医学部4年生2名が研修のため大戸診療所に来院。診療所の成り立ち、診察の様子、施設の見学、地域の視察等々、髙栁理事長や今野常務理事から地域医療現場で指導を受けました。
2人は総合診療医を目指しているとのことです。将来は地域医療の現場に立つ事があるかも知れません。前途洋々たる若人の将来を祝福したいと思います。
2014年
1月
30日
木
1月26日に上毛新聞等全国の地方紙紙上で発表となり、大戸診療所は準大賞に選ばれました。表彰式は2月7日に東京で行われます。
2012年
9月
25日
火
本日、坂上中学校の生徒さんと先生が訪問され、自分たちで育てたキクの花を地域で飾ってもらいたい、ということで、大戸診療所にキクを二鉢持ってきて下さいました。
診療所の玄関の両脇に飾りました。つぼみがいっぱいついていて、きっときれいな花を咲かせてくれることと思います。
2012年
5月
30日
水
本日午前9時~10時まで坂上小学校2年生14名と先生3名が生活科の授業「町探検」で来院しました。
写真はデイケア大戸の利用者さんと一緒に撮ったものです。
デイサービス、大戸介護支援センター、デイケア、そして最後に診療所の中をそれぞれの管理者や担当者に説明を受け、勉強していきました。
「診療所にかかったことありますか?」と質問すると、全員が手を挙げていました。
患者さんも利用者さんも笑顔で迎えてくれていました。
やはり子どもがいる風景はいいですね(^_^)
この子ども達から将来大戸診療所に勤めてくれる子が出てくれるとありがたいなあと思いました(^o^)
2012年
5月
16日
水
診療所の職員玄関に例年、ツバメが巣を作りに訪れます。
近年、ツバメ数が減少しているそうです。
石川県では、40年前と比べて3分の1まで減っているという調査結果もあります。
ツバメには申し訳ないですが、そのツバメのフンで車や玄関が汚れてしまうので巣を作れないようにテープを垂らしたり、ガムテープで団子を作っておいたりしました。
ですが、どうしても診療所が大好きなようで、土日休みの間に巣が完成していました。
根負けです。。。。。
フンが下に落ちないように運転手の小池さんにフンよけを作ってもらい、夏の間過ごしてもらうことにしました。
しかし、遠くからわざわざ大戸診療所まで来てくれるのだから不思議ですね(^^;)
2012年
4月
04日
水
高齢者の独居、老人世帯が多い地域では診療所だけでは高齢者の身体機能の維持は困難です。
脳卒中や骨折などで入院治療を終えた患者さんは入院中の回復リハビリで身体機能は改善していますが退院後自分だけでリハビリを継続することは困難です。
せっかく改善した身体機能も短期間で低下します。
デイケアは住み慣れた土地で可能な限り自立した生活を続けたいと願っている高齢者には重要な施設です。
デイサービスは高齢者の交流の場所として孤独を癒してくれる場所でもあります。
地域診療所、デイケア、デイサービスは地域の過疎化を阻止するための重要な施設でもあります。
医師 佐藤博司
2012年
3月
01日
木
住民が作り上げた診療所の特長を簡単に述べます。
国保診療所など自治体が運営している診療所や民間医療機関が付属として運営している診療所とは異なり、住民が資金をだし住民で構成される理事会、社員で運営されています。
運営は素人が悪戦苦闘しながら勉強し経験を積み重ね発展してきています。これからも診療所を維持発展させるには多くの困難があります。国保診療所は赤字が出れば自治体から補填され、民間の運営する診療所は赤字が続けば閉鎖撤退します。
住民が自ら作り上げてきた大戸診療所の場合、過疎高齢化の進む中で地域を維持する役割、医療介護の担い手としての重要性がますます高まっています。簡単には閉鎖はできません。
現在の課題の一つは医師の確保です。
過疎地診療所で医師として働くには幅広い知識と経験が必要とされしかも医療機器、検査体制などは総合病院とは異なり制約されます。患者との情報のやり取り、身体所見、五感、六感を使った診療が基本になります。大病院で研修を受けた若い医師や、専門医として長く働いていた医師には躊躇する側面です。
また高額な報酬は期待できません。現在は大戸診療所の地域での重要な役割と経営状態を理解してくれる複数の医師で診療にあたっています。
住民が生活習慣病、風邪などよくある病気、予防注射、健康相談などで気軽に受診してくれ感謝してくれます。このことにやりがいを感じている医師たちです。
しかし各医師も高齢、それぞれの事情、健康問題等で安定した医師確保は困難な状況です。若い医師にはこのような五感、六感を主たる手段として医師をやる経験は必ず役立ちます。また家庭、組織のしがらみから解放されつつある経験ある医師にも医師として働くことの新たな喜びを得られると思います。
大戸診療に関心を持たれた方は是非見学に来てください。
医師 佐藤博司
2012年
2月
14日
火
2012年2月14日
「医者は現場でどう考えるか」を読んで
この本は医師が診断や治療の誤りを起こすのはどのような状況かを医師のインタビューと医師の思考行動パターンの研究から一般向けに書かれたものです。
医療現場では不確実性の中で診断や治療の決断をしなければなりません。
したがって誤りはある頻度で起こります。それを最小限にするためには医師自身の努力だけではなく、医師の労働環境への配慮や患者からの適切な問いかけが重要になります。
特に救急室の多忙で、時間的制約のある場面では
「私の病気は、最悪の場合は何ですか」
「症状が起きているこの患部の周りには他にどんな臓器があるのですか」
の質問は医師の注意力を喚起し診断ミスを防ぐ助けになると指摘しています。
この本に取り上げられているエピソードと似たようなことは私自身だけでなくある年数医師をやっている者には思い当ります。
著者は医師の思考の向上を助けてくれるパートナーとして患者、その家族、その友人を挙げています。
そして医師が心を開けば、自分の思考の範囲と限界をより明確に認識し、患者の身体的問題及びその心が求めているものを理解できるようになると述べています。
医師 佐藤博司
ジェローム.グループマン著、美沢惠子訳、発行所石風社、2940円
2012年
2月
09日
木
今週から、インフルエンザに感染している患者さんが増えてきました。
大戸診療所の簡易検査ではA型が10名以上検出されています。
他の地域ではB型も検出されています。
高熱がでたり、体の節々が痛い、だるいなどの症状が出た場合は早めの受診をお勧めします。
抗インフルエンザ薬は高熱が出てから48時間以内に開始しないと効果がありません。