高齢患者さんの通院手段は家族による送迎、自分で運転してくる、診療所の送迎バスの利用です。
高齢による運転の困難、家族の仕事の都合などで診療所の送迎バスを利用する方が多いです。
この地域の公共交通手段はバスのみで本数は少なく自宅から停車所までの距離があり高齢者の利用は困難です。
したがって診療所の送迎サービスは必須です。
診療所―自宅door-to-doorでマイクロバスあるいは普通乗用車での送迎です。
その業務に携わるのは常勤職員だけではなく非常勤でボランテア的に関わってくれる住民です。
バス、タクシーの運転手、郵便配達などを経験した地域の生き字引のような方々です。
狭く未舗装の道路や雪道を安全に運転するには大変な気苦労があると思います。
この送迎バス車中での患者さん同士、運転手さんとの会話を楽しみにしているようです。
花見の季節には少し遠回りして皆さんで季節の花を楽しんでいます。
医師 佐藤博司
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