夏バテ予防の為に　　　　　　　　髙栁　孝行医師

私たちの体は自律神経の働きによって守られています。夏は気温や湿度が高くなり体調を崩しやすくなります。

　自律神経の不調は体内のさまざまな機能に影響を及ぼします。胃腸の疲れや食欲不振、倦怠感など、いわゆる夏バテの症状が出てきます。また発汗による水分やミネラルの不足、睡眠不足も夏バテの原因になります。

　夏バテ予防の為に

①       身体を冷やし過ぎないようにエアコン使用時は温度に注意して下さい。冷たい飲み物は胃腸に負担をかけやすく不調の原因にもなります。

②       規則正しい生活と適度な運動を心掛け、生活のリズムを保つようにしましょう。質の良い睡眠を十分とることも大切です。

③       夏バテ予防にはたんぱく質やビタミン、ミネラルなど意識して栄養補給に心掛けて下さい。ビタミンB1は疲労回復に欠かせない栄養素です。

日々の生活習慣を整え、栄養バランスの整った食事をとることが基本です。

熱中症対策も含め水分は早めに、こまめに摂ることとで、元気な楽しい夏を乗り越えましょう。