旬の野菜で　　　　　　　　　高橋政次

8月に入ってからの遅い梅雨明け、梅雨明け後の連日の猛暑は新型コロナ感染症拡大予防の為のマスク着用で身体的にもダメージが心配されます、というのも、マスクの中に湿気がこもり、喉の渇きに気付きにくい恐れが有といわれます、意識して水分補給をし、熱中症の予防に心掛けましょう。

　今、皆さんの家庭菜園には、食べきれないほどの夏野菜、キュウリやピーマン・ナス・トマト・枝豆などが実っているのではないでしょうか。スーパーで買い物すれば一年中これらの野菜を買うことができる時代ですが、自分で育てた今の野菜こそ、まさに旬の野菜で食品の持つ栄養も最大限期待できる時です。

　皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素にビタミンB1があります。B1が不足すると脚気という病気を発症しましたが今日ではあまり見聞きしなくなりました。糖質をうまくエネルギーに変えて脳の働きを活発にしてくれるのもB1の働きです。穀類の胚芽にたくさん含まれているのですが、私たちが主食にしているお米は、真っ白な精白米です、水に浸けてごしごし研いだら折角のB1は水に流れてしまいます。豚肉にも多くのB1が含まれています、畑で育っている枝豆も優秀な供給源です。

　美味しく育った夏野菜であなたの体に優しく栄養素を補充し、体を元気にして新型コロナウイルスに喝。夏バテと熱中症を予防して暑い夏を乗り切りましょう。