健康診断を受けましょう 大戸診療所
メタボリックシンドロームという言葉や活字を報道などで多く見聞きする機会が増えています。太った状態の代名詞のように使われがちですが、単に太っていることがメタボリックシンドロームではなく、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が数種組み合わさり、心臓病や脳卒中など動脈硬化性の疾患を招きやすい病態をいいます。最も危惧することは、手遅れになるまで症状を殆ど自覚しないことです。判断目安についてお話しすると、おへその位置の腹囲を測り男性85cm・女性で90cmを越え高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つの内2つが当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。体重管理も大切です。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)から算出した数値が25を越えると肥満の判定になります。
広報誌「ひがしあがつま」でもお知らせしていますが来月から町民集団健診が行われます。健診は病気の発見を恐れるのではなく早期に発見して安心を得る手段です、積極的に健診を受けましょう。事前申込を忘れていても保健センターに相談すれば受けられるそうです。
また、平成30年度、成人用肺炎球菌予防接種の予約を受付けています。対象の方には、町からお知らせが届きます。ご希望される場合は事前に診療所までご連絡下さい。