インフルエンザの予防を 高栁 孝行先生
そろそろインフルエンザ予防接種の始まる時期になりました。
今年はすでに集団感染のために学級閉鎖などというニュースも聞かれました。
インフルエンザ予防には「栄養・睡眠・予防接種」の三位一体で対応することになります。
いつも云われていることですが、特に持病を持った高齢の方は予防接種を是非おすすめします。
また、肺炎球菌ワクチンとの同時接種もできるのでおすすめです。
インフルエンザにかかってしまっても一般的には抗インフルエンザ薬で1~2日もすれば高熱も改善されますが、熱が長く続く時はほとんどの場合、細菌による二次感染の心配があります。また、食事が十分とれないと脱水症を起こすこともあり、補液による水分補給が必要になることもあります。感染症に関してはよく云われていることですが、うがい・手洗い・人混みでのマスクの着用なども心掛けて下さい。