風邪予防に役立つ食べ物 高橋 政次
子供のころは、よく風邪をひいて布団の中で辛い思いをしていました。いつのころからか風邪をひいて寝た記憶すらありません。風邪やインフルエンザウイルスが体内に侵入したとしても大人が発症することは少ないようで、体の完成によるもののようです。
前回は、タンパク質とビタミンCを特筆しました。本号では体を作るという観点から、三大栄養素についてお話します。一つがタンパク質で、皮膚・毛髪・血液・筋肉・臓器を構成します。二つ目が脂質で細胞膜や血液・ホルモンなどを構成しビタミン類の吸収をよくする働きを持ちます。三つ目が糖質です。脳や神経の唯一のエネルギー源としてとても大切です。オーバー摂取は脂肪に姿を変え皮下に蓄積しますので肥満の原因になります。
風邪予防にこれらを当てはめると寒い夜のおすすめ料理は、おでんや野菜たっぷりのお鍋などがお奨めです。湯気の上がるお鍋はウイルスの活性も妨げます。ウイルスや、寒さ、乾燥に負けない強い体を作るのには俺が一番という食品がある訳ではなく、あらゆる食品を程よく摂取してということになるようです。
寒い冬が予報されています、しっかり食事でがっちり体力。寒さに負けない体を作り、寒い冬を乗り切りましょう。
来る年が、健やかで穏やかな年となりますよう。