これから多くなるのが食中毒です。
食中毒は、最近やウイルスなどが含まれる飲食物の摂食により、下痢や嘔吐など急性の胃腸炎症状やめまいいや発熱などがあらわれます。
下痢は、有害な細菌・ウイルスや毒素を体外に排泄する正常な反応ですが、症状が激しいときは、自己判断で下痢止め薬を使わず医師の診断を受けましょう。
特に、子どもや高齢者、身体の弱っている方は早めの受診をお勧めします。
細菌による食中毒予防で大切なのは、細菌を「つけない」・「増やさない」・「殺菌する」の三原則です。
「つけない」 → 正しい手洗いと調理器具の洗浄
「増やさない」 → 食品の冷凍・冷蔵などにより温度管理
「殺菌する」 → 加熱調理をしっかりとしましょう。
大戸診療所 所長 高瀬 昭