肺炎は抗生物質などの薬の進歩と医療技術の向上により、かなりよく治療できるようになりました。
しかし、高齢者にとっては肺炎はいまだに怖い病気です。
特に、心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全・肝機能障害・糖尿病のある方などは、肺炎などの感染症にかかりやすく、症状も重くなる経口があり、危険です。
肺炎をはじめとする様々な病気から身体を守るためには、日頃からうがいや手洗いの励行とともに、天気の良い日は散歩や日光浴、そして入浴などにより身体を清潔に保つことも大切です。
肺炎のすべてを予防できるわけではありませんが、肺炎球菌ワクチンの予防接種も最近話題となっています。
この肺炎球菌ワクチンは、感染する機会の多い23種類の型に対して免疫をつけるワクチンです。
このワクチンの免疫は5年以上続くので、高齢者や心臓・呼吸器などに疾患をお持ちの型にお勧めします。
詳しくは各医療機関へお問い合わせください。
大戸診療所 所長 高瀬 昭